第1回XcalableMPワークショップ

主催 PCクラスタコンソーシアム
会場 秋葉原UDX 6F
参加費 無料
定員 60名
事前登録

終了しました

開催趣旨

並列計算機に用いられる計算ノード数やCPUコア数は増加していますが、そのプログラミングコストも非常に大きなものになっています。そこで、PCクラスタコンソーシアムでは、並列アプリケーションを簡易に作成できる言語XcalableMPの仕様策定を行っています。

XcalableMPは分散メモリ環境を対象とした指示文ベースの並列言語です。C言語やFortranで記述されたコードに指示文を加えることで、性能の高い並列アプリケーションを開発することができます。

第1回XcalableMPワークショップでは、XcalableMPの仕様、そのコンパイラであるOmni XcalableMPの実装技術、XcalableMPの関連技術、各種ベンチマークなどの性能結果、今後の研究についてご紹介します。また、XcalableMPのコンポーネントの1つであるXcodeMLを利用したツールについて、東北大学の滝沢先生、理化学研究所の寺井様より招待講演が予定されています。


プログラム

2013年11月1日(金)

    • 9:30 - 受け付け開始

    • 10:00 - 10:10 オープニング
      佐藤 三久(筑波大学/理化学研究所)

    • 10:10 - 11:10 基調講演「XcalableMPの仕様ワーキンググループとOmniプロジェクト」 講演資料
      佐藤 三久(筑波大学/理化学研究所)

    • 11:10 - 11:40 招待講演「XMLを用いたツール間連携に向けて」 講演資料
      滝沢 寛之(東北大学)

    • 11:40 - 12:10 招待講演「XcalableMPの中間コードを利用したFortranコード分析ツールの紹介」 講演資料
      寺井 優晃(理化学研究所)

    • 12:10 - 13:30 昼休み

    • 13:30 - 14:00 「XcalableMPの仕様について」 講演資料
      岩下 英俊(富士通株式会社)

    • 14:00 - 14:30 「Fortran 2008のcoarray機能」 講演資料
      林 康晴(日本電気株式会社)

    • 14:30 - 15:00 「Omni XcalableMP Compilerの概要」 講演資料
      下坂 健則(理化学研究所)

    • 15:00 - 15:15 ブレーク

    • 15:15 - 15:45 「第3回XcalableMPプログラミングコンテスト成果報告」 講演資料
      原 健太朗(Google Inc.)

    • 15:45 - 16:05 「XcalableMPによるHPC Challenge Benchmarksの実装と性能評価」 講演資料
      中尾 昌広(筑波大学)

    • 16:05 - 16:25 「3次元流体コードIMPACT-3DによるOmni XcalableMPの評価」 講演資料
      村井 均(理化学研究所)

    • 16:25 - 16:55 「XcalableMPに基づく発展研究について」
      朴 泰祐(筑波大学)

    • 16:55 - 17:05 クロージング
      佐藤 三久(筑波大学/理化学研究所)