第2回XcalableMPワークショップ
主催 | PCクラスタコンソーシアム |
会場 | 秋葉原UDX 6F Room F |
参加費 | 無料 |
定員 | 60名 |
事前登録 |
終了しました |
開催趣旨
並列計算機に用いられる計算ノード数やCPUコア数は増加していますが、そのプログラミングコストも非常に大きなものになっています。そこで、PCクラスタコンソーシアムでは、 並列アプリケーションを簡易に作成できる並列言語XcalableMPの仕様策定を行っています。
XcalableMPは分散メモリ環境を対象とした指示文ベースの並列言語です。C言語やFortranで 記述されたコードに指示文を加えることで、性能の高い並列アプリケーションを開発することができます。
第2回XcalableMPワークショップでは、XcalableMPの仕様、そのコンパイラである Omni XcalableMP Compilerの実装技術、各種ベンチマークなどの性能結果などについてご紹介します。さらに、XcalableMPのアクセラレータ拡張であるXcalableACCについての最新情報に ついてもご紹介します。
本ワークショップは、戦略的創造研究推進事業CREST - ポストペタスケール高性能計算に資するシステムソフトウェア技術の 創出の朴チームとの共催になります。XcalableMPとXcalableACCを利用したポストペタスケール時代に向けた 計算環境についてご紹介します。また、同CRESTの南里チームの安島様から、ポストペタスケール時代に向けた 通信ライブラリについても紹介します。
プログラム
2014年10月24日(金)
9:30 - 受け付け開始
■第1セッション
10:00 - 10:40 オープニング・基調講演「XcalableMPの課題と展望」 講演資料
佐藤 三久(筑波大学/理化学研究所)
10:40 - 11:10 招待講演「Exploring XMP programming model applied to Seismic Imaging application」 講演資料
Laurence Beaude(筑波大学/理化学研究所)
11:10 - 11:40 招待講演「3次元流体コードによる「京」におけるXcalableMPの性能評価」 講演資料
坂上 仁志(核融合科学研究所)
11:40 - 13:00 昼休み
■第2セッション(ポストペタCREST)
13:00 - 13:30 「アクセラレータ間直接通信機構TCAとXcalableMP」 講演資料
朴 泰祐(筑波大学)
13:30 - 14:00 「アクセラレータを備えた並列計算機のためのプログラミング言語XcalableACC」 講演資料
村井 均(理化学研究所)
14:00 - 14:30 「核融合シミュレーションコードGTC-PのXcalableMPによる実装」 講演資料
津金 佳祐(筑波大学)
14:30 - 15:00 「XcalableMPにおけるGPU/CPUワークシェアリング」 講演資料
小田嶋 哲哉(筑波大学)
15:00 - 15:20 ブレーク
■第3セッション
15:20 - 15:50 「低レベル通信ライブラリACPのPGASランタイム向け機能」 講演資料
安島 雄一郎(富士通株式会社)
15:50 - 16:10 「非圧縮性流体シミュレーションコードMiFlowのXcalableMPによる実装と評価」 講演資料
大河原 修(神戸大学)
16:10 - 16:30 「マルチSPMD環境に向けたXMP/YMLの活用」 講演資料
辻 美和子(理化学研究所)
16:30 - 16:50 「XcalableMPのCoarray機能実現に向けて」 講演資料
岩下 英俊(理化学研究所)
16:50 - 17:10 「Omni XcalableMP Compiler version 0.9の開発状況」 講演資料
村井 均(理化学研究所)
17:10 - 17:30 「2014年度HPC Challenge Awards Competition Class 2に向けて」 講演資料
中尾 昌広(理化学研究所)
17:30 - 17:40 クロージング
佐藤 三久(筑波大学/理化学研究所)
■懇親会
18:00 - 20:00 懇親会 ワインダイニングLaffine(会費1,000円)